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バリスタのよもやま話 第42話

冷やかし客の決まり文句5選



今話では、
「リピートしない客が言うセリフ」

期待を裏切る来店者事例として、冷やかし決まり文句について話し、最終的にはその性・サガにも触れます。
※大手チェーン店等は該当しません。


とりわけ開業から年月の浅い小規模店‥また、リピート客が伸びない店の運営者には、いろいろ感じて頂けるかと思います。

飲食店その他関係者でなくとも、第三者として客観的に「客の言動」を見てくださいますと、何か感じる点があるかと思います。
そしてもしあなたが該当する行為をしているとしたら、あらゆる店々から好かれませんし、その姿勢は人間関係にも少なからず影響するでしょう。
ぜひチェックするつもりで読んでみてください🙃


😢また来ます!???



お店をやっていて嬉しいことのひとつに「初来店のお客様」が挙げられます。
特にお店を始めて間もない頃は、店の前で足を止める人、店を覗く人にも敏感に反応してしまいます。私も当初はそうでした。
そしていざご来店頂き、美味しかった等々の御声を頂戴すると本当に嬉しいものです😂

しかし、
中には自分から好意的に接してきながら、それっきり‥
二度と姿を現さない人もいたりします。

今の私ならそういう人はスグにわかりますし、一喜一憂もしませんが、
開業当初は大きな期待をしていたのです。

また来ます

そんな彼らの言葉を信じて‥


💡では発表します!

初めての来店でこのセリフを口にする人は二度と来ない!
冷やかし客の決まり文句5選

  1. いつオープンしたんですか?
  2. 何時までやってるんですか?
  3. お休みはいつですか?
  4. どうしてここでやろうと思ったんですか?
  5. また来ます!

以上のセリフをどれか1つでも口にした新規来店者は二度と来店しないでしょう。
※主に個人店や小規模店舗に該当する法則です。

これらは極々一般的なものである一方、充分な再来店~継続来店への期待を抱かせるものです。
しかし、なぜか初めて来店したお客がこれを口にした場合、99%リピートすることはありません。(事実上のリピートしない宣言😅)


ここより先「好反応の落とし穴」からは少し掘り下げて話をします。
引き続き、ぜひお読みください!📖

🚩好反応の落とし穴

今申し上げた5つの決まり文句のうち、「また来ます」以外はリピート宣言ではありません。
しかしながら、お店への関心が伺えることから、やはり普通にお帰りのお客様に比べると再来店はもちろん‥継続来店への期待も大きく膨らみます。
ただし現実は、どういうわけか二度と来ません‥初回来店時にこれらのセリフを口にする人は。

なお、質問に対する答えがどうであるかは一切関係ありません。そもそもこのやりとりに意味なんか無いのですから。 (後述)

「また来ます」に関しては敢えて触れる必要もないでしょうが、
日本人は社交辞令が大得意でして、日常的に(黙認された)嘘をついて生きています。そんな彼らがまた来ますと言ったところで、その信用度は10%あるかどうか‥💦
じつはこれはお店への一種のリップサービスで、
「また来るかどうかはわからないけど、今日のところは悪くなかったよ」という時に用いられる小賢しい手法です。
日本人はチップを渡さない代わりにリップをサービスするわけです。嘘をつく術はきちんと身に着けてきたものですから💦(これは思いやりでも何でもない)

とはいえ、
やはりオープン当初だとその言葉への耐性は低く、信じて期待してしまいます。なにしろ集客がまだまだ安定しない中、面と向かって「また来る」とハッキリ言っているわけですから!

でもね、虚しいくらい嫌になりますよ。こういう心無い言葉には。

🚩なぜいい顔をするのか?

この穏やかな冷やかしを行う彼らに共通して言えるのは、一見とても好印象であること。営業マンを思わせるような愛想笑いを浮かべて接してくる人もいます。
店の業態にもよりますが、カウンター席メインなど会話が成立しやすい環境だと、それは如実に表れます。

なぜ彼らはお店にいい顔をするのか?

これには大よその理由が言えるのですが、
多くは…
「私は安全な人間で、このお店が在ることを歓迎します。だからもし自分がまた来たらちゃんと歓迎してくださいね!または優遇してくださいね!」
という腹が見え隠れしているのです。

実際は店に対して何の感慨もないのですが、先のことはわからない(もしかしたらまた来ることがあるかもしれない)ので一種の保険として愛想を振りまいておくのです。
あとは日本人特有の社交辞令‥その場をうまく収めようとする小賢しい思惑です。こっちの方が現実的な見方でしょうかね😑

まずリピートはないですが、万一来たら彼らはきっとこう言うでしょう。
『覚えてます?前にも来たことあるんですよ!』

こう言う理由は、以前の来店時にいい顔をしておいた伏線回収デス💦

彼らのリピート率は1%以下ですが0ではないので、こういうケースはまれに発生することがあります。まぁ数年後とか忘れた頃ですけど。

しかし残念ながら、そんな人のことなど覚えていません。なぜならお店にとってもどーでもいい存在だからです。お互い様ですよ😝

🚩心無い消費者

ここで言う心無いとは、何も考えていない・無関心という意味合いです。

彼らは店利用が好きなのですが、それは基本‥自分の知っている世界。新しい店を感じて楽しもうという気はありません。新たな経験を積むのはそれなりのエネルギーが必要なうえ、場合によっては自分のプライドを傷つけるかもしれないから。⇒俗人は変化を望まない
だから特に(新たな)店への関心はなく、既成概念下で無難に使えればどこでもいいのです。そういう意味ではチェーン店は安心。
あるいは、各々の店に行った事実を口コミサイトや備忘録に記すのが目的かもしれません。


したがって、

いつオープンしたのか?
何時までやってるのか?
休みはいつなのか?

こういういかにもな質問をしてきても、実際は何の興味もありません。ただの社交辞令。

どうしてここで店をやってるのか?等々、一歩踏み込んだ質問も同じ。それも社交辞令。本当に何の興味もありません。彼らにとっては場をもたせる為の手段に過ぎないのです。
気の使い方を間違っている典型。
逆に言えば、相手の顔色を窺うようなことをしなければ生きていけない人種とも言えます。

さらに「また来ます」に至っては、その時は一種の興奮や感動が生じたため、その場の勢いと御愛想で言ったに過ぎません。時が経過すれば消失です。
そうでない場合は同じくただの社交辞令。
いずれにしても、言葉にホント温度(気持ち)がない。


店にとっての(本当の)お客様‥すなわち顧客は、今回話したような事は一切あてはまりません。
当方の顧客層も初回来店時、この類のセリフは一切ありませんでした。何度か来店した後は確認で聞くことはありますよ‥営業時間その他スケジュール等々。

結局のところ、形式云々・上辺に意識がいっている人は肝心の中身が乏しいことがほとんど。これは一事が万事です。
逆に決まり文句を口にしても‥前後のやりとりに温度があるなら問題ありません。これが例外です。

健全なお客様というのは、店員に対してつまらない会話(中身のない無意味な会話)はしません。妙な気は使わない。
対して冷やかし等のそれっきり客は、会話をしても温度を感じません。そこに何もないから。だから!まわりくどい真似をするのです。  


🍰🍪☕

いつオープンしたんですか?
何時までやってるんですか?
お休みはいつですか?
どうしてここでやろうと思ったんですか?
また来ます!


お店に関わっている人は、新規来店者のセリフに注意してみてください😉


この決まり文句はご丁寧なリピートしない宣言です。
ポイントは…

初来店で、自ら好意的に接してきながら、どうも中身がない‥

ということにご留意ください。


お店に好意的な顔を見せても、それが初来店の場合は嘘が多い。
対してリピートする人はむしろ‥余計なことは口にしないです。
さらに、お客様(顧客・永続的なファン)になる人は、全く違う反応や言葉を残して帰りますよ😃

あなたが過ごすお店には、どんなお客様がいるでしょうか?
店員のアナタも、お客のアナタも、ぜひ観察してみてください🌷


世の中いろいろなお店がありますが、どのお店もお客様に有意義にご利用頂くために在ります。
ですから構えることなく、どうか安心して、ピュアな気持ちでご来店頂きたいと願うばかりです。


 Meister CZ
🌜🌝🌝🌝🌛

💁
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