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ニュータイプ覚醒論 第45章

些細なふれあい



それは、ある朝の買い物で。


地元の小さなスーパーマーケットでは、朝の時間帯、従業員が2人総出で品出しをしている。

私はいつもセルフレジで会計をするため、従業員がレジ不在で作業に没頭しようとも何ら弊害はない。むしろ店舗として効率よく回っていると言えるだろう。
しかし世の中なかなかセルフレジ利用が進んでいないのか、
私が見るかぎり、年齢層や品数そして混雑具合に関係なく、多くは有人レジを利用している。

しかしここで問題が…
同店での品出しはそのほとんどがレジから死角の位置。作業に集中してしまえば、客の動きには極めて鈍感になってしまう。

だからこそ従業員コールは必然で、

すみませ~ん!
お願いしま~す!

こういった事は頻繁に発生する。

ただ、客も店の事情を理解しているのか…苛立ったり声を荒げる者はいない。
私は幾度となく同店を利用しているが、そういった "お偉いお客様" は一度も見たことがない。朝の慌ただしい時間帯のはずなのにだ。
これには正直驚く。そして感心するとともに、なんとなく穏やかな気持ちにさえなることに‥私は日本人として安心するのである。

🚩些細なふれあい

ある日のこと、いつものように(品出しで)レジに店員はおらず、客が呼んでいる。
しかしこの時はどういうわけか、いつまで経っても店員を呼ぶ声が止まない。品出し中の店員が客の声に全く気づかないためである。
セルフレジを済ませ荷造りしていた私も、少々気になった。

その客は女性で、決して通りにくい声質ではないものの、不運にも店員の耳には届かない。
見かねた私は手を止め、その場から移動して店員に声を掛けた。

『お客様がお呼びですヨ!』

すると店員は慌ててレジに向かうのだった。
(これにて一件落着👼)


荷造りを終え、さあ帰ろう!と店の出口に向かう私に、声を掛ける人物がいた。
レジで待たされた例の客である。

『(店員を)呼んでくれてありがとうございました👩』

私は礼を返して店を出たが、
予想もしなかった彼女の行動に驚きながらも、じつに温かい気持ちになったのだった。


☕🍵🍸

こういった些細なやりとり‥ふれあいは、海の向こう(地球の諸地域)では日常茶飯事と言っていいほど珍しくありません。
しかし残念ながら、極東の島国日本では希有ではないでしょうか。


今回のケースでは、
私は直接的に手を差し伸べたわけではなく、あくまで陰で行動したものです。

なので人によりますが、礼などしない人の方が一般的だと思われます。

しかしだからこそ、これはとても嬉しい出来事でした。


改めて言いたい。

『こちらこそ、どうもありがとう✨』



少ないながらも、人と人の触れ合いは日本にもあります。
その少ない機会を私は結構体験しているので、
今後もご紹介していきますネ👍


Meister CZ

💗💙💚💛💜

💁
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