スキップしてメイン コンテンツに移動

🌐ニュータイプ覚醒塾

バリスタのよもやま話 第62話

LINEありきの給付金!?



給付金申請が浮き彫りにした、行政デジタル化の盲点。


ある日、自宅のポストに給付金のお知らせが届いた。

物価高騰対策として、一世帯あたり1万円を支給するという‥‥正直、あまり嬉しくはないニュースなのですがね😅

しかし案内文を見て驚きました。

「申請はLINE公式アカウントから行ってください」とQRコードだけが大きく印刷されているだけ。
※友だち登録必須

他の申請方法についての記載なし。
問い合わせ窓口もLINE前提を仄めかしたもの。

まるで「給付金はLINEのみ」と言わんばかりの通知構造です。

実際、こうした案内の仕方は一部の自治体ですでに起きています。
江戸川区では、ハガキにLINE以外の申請方法が一切記載されず、ホームページのFAQを見た人や、電話で問い合わせた人だけが「5月下旬以降に個別案内を発送する」という情報を知ることができる裏ルート感😓
つまり、聞かれないかぎりは教えない、ということなのですよ。(ホームページには記載しておいた‥という後ろめたさガンガン姿勢😶)
そんなこと、最初から書いておけば済む話ではありませんか!知らなかった人は、どうすればいいのでしょうね。
これはもう案内というより、必要な情報を小出しにしているだけで、やり方としてあまりに乱暴だと思います。


行政サービスは国民全員に平等に提供されるべきものなのに、特定のアプリを前提にした案内では、デジタルに不慣れな人が最初からこぼれ落ちかねません。こういうやり方は、行政として少々乱暴に過ぎるのではありませんかね。しかも、それで説明責任を果たしたことになるとお考えなら、ずいぶん都合のいい話です。
※行政が特定のアプリに限定することはNG!

🚩役所には口座情報があるのに‥なぜ?

さらに不可解で不愉快なのは、多くの自治体がすでに住民の銀行口座情報を保有しているのに、素直にそれを活かさないことです。過去のコロナ関連の給付金や、児童手当、年金受給などで口座登録を済ませている世帯は少なくないわけですよね。それなのになぜ、わざわざLINEで申請させる必要があるのか。しかも友だち登録が必須ですよ💨

住民データを持っているなら、口座に直接振り込めばいいだけの話ではありませんかね?二度手間どころか、三度手間ですよ。そしてその手間はそのままコストなんですからね。

行政の職員にしてみれば、自分のお金ではありませんから、こういう回りくどいやり方でもまるで痛みは感じないのかもしれませんね。
むしろ、手続きを一つ増やしたことで、仕事という何かをきちんとやった気になるのかもしれません。コレ‥日本によくある現象です😒

もっとも、その手間も混乱も、最終的にしわ寄せを被るのは住民の側なのですよ。

📶デジタル難民の現実

LINE申請が前提となった結果、何が起きたか?あなたはご存知ですか? 
(スマホ操作に疎い)高齢者が役所の窓口に殺到したのですよ。電話も相当鳴ったはずです🔥

LINEで友だち登録?
スマホはよくわからない
QRコードの読み取り方がうまくいかない



職員は本来の業務を中断し、LINEのインストール方法や友だち追加の手順を、一人ひとりに説明する羽目になったわけです。その光景は、まるでドコモショップやauショップですよ💦

デジタル化は行政の効率化を目的としていたはずなのに、現場では逆に業務負荷が増えてしまっている。これでは、何のためのデジタル化なのかと言いたくもなります。

行政情報システム研究所の調査によれば、自治体の職員には認識できない「デジタル格差の課題」が存在しており、住民と職員に価値観や認識の決定的なズレが存在しているとのことです。これは、まさにそのとおりでしょうね🤔
高齢者の中には「給付金をもらうためにはスマホを新しく買わなければならないのか?」と考えた人もいるくらいなのです。本末転倒とはこのことでしょう。

デジタル化の恩恵を受けるべき住民が、逆にデジタル化によって苦しめられ、排除の憂き目に遭っているのですからね。


公平性を欠く公的暴挙

行政サービスは民間企業のサービスとは根本的に異なります。
民間なら「このアプリが嫌なら使わなければいい」という嗜好の選択肢がありますが、行政サービスにそんな選択肢はないのです。住民は自分の住む自治体を簡単には変えられないし、行政サービスを拒否することも現実的ではありません。だからこそ行政は、公平性を最優先しなければならないのです。

しかし特定のアプリを前提とした給付金申請は、この原則をほとんど無視しているのです。LINEを使える人と使えない人で、情報取得の難易度に明らかな差が生じているのが現状なのですから。
そしてさらに問題なのは、LINEは過去に何度も情報漏洩事故を起こしており、セキュリティ面での懸念が指摘されてきた点です。しかし、それでも行政がLINEを推奨する背景には、単に「皆が使っているし便利だから」という安易さがありませんかね?しかも世界的に見れば、決して普遍的とは言いがたいローカルな一企業のアプリだというのですから、なかなか興味深い話です🧐
海外‥いや地球上では、WhatsAppなど別のアプリが圧倒的シェアで使われているにもかかわらず、日本ではLINEだけが絶対的手段であるかのように扱われ、その感覚が行政にまで持ち込まれている。これはやはり、相当なガラパゴスですよ。
公共サービスが、そうしたローカルな慣行の延長で設計されてしまう構造は、やはり危ういと言わざるを得ませんね⚠️


🗿頓珍漢が招いた混乱劇



では、誰がこのようなLINE申請システムを企画し、そして承認したのでしょう?

おそらく「デジタル化推進」というスローガンのもと、一部の担当者が提案し、上層部が十分な検証をしないまま承認したのでしょう。住民への影響をきちんと確かめず、説明も不十分なまま見切り発車した結果が、このバカバカしい混乱劇です。

こうしたLINE申請には、行政側から見れば「成功事例」と呼ばれるものもあります。
東大和市では子育て応援給付金のLINE申請において96%という高い申請率を達成し、自動審査機能により最短1日で支給を実現したという実績があります。
これはたしかに効率面では評価されるのでしょうが、重要なのは「残り4%の住民」ですよ。彼らはなぜLINEを使わなかったのか。「使えなかったのか、使いたくなかったのか」その声は届いているのでしょうかね😒

行政のデジタル化は、効率化と利便性向上という目標を掲げます。しかしその過程で「置き去りにされる人々」を見ないフリしてしまえば、その便利さは一部の人のためだけのものになってしまいます。
問題は給付金の申請方法ひとつではありません。こういう設計思想が当たり前になれば、いずれ行政そのものが「用意する側と使える側のための仕組み」へと傾いていくでしょう。
企画・承認した「頓珍漢な特定の誰か」には、その責任が問われるべきですし、私たち住民の側もまた、自分の暮らす地域の行政が誰を前提に作られているのかを見ていかなければなりませんよ。
少なくとも私は、近いうちに役所に意見を伝えに行くつもりです。そしてきちんと抗議します‥住民のひとりとして。



Meister CZ

💁
お読みくださいましてありがとうございます🍵

何かお気づきの点、またご意見・ご質問・ご相談等ございましたら、
お手数ですがぜひお聞かせください。
画面左上部のアイコン「≡」から、サイドバー内下部のメール問い合わせをご利用ください。

健全なブログ運営と発展のため、皆様の忌憚のない御声が必要です。
何卒宜しくお願い申し上げます。

今回に限らず、ニュータイプ覚醒塾では断定した表現をしています。
詳しくは👉️当ブログのポリシーでご説明しております👮‍♀️


ブログランキング・にほんブログ村へ
ニュータイプ覚醒塾はブログランキングに参加しています。
記事を評価頂けましたら、ぜひバナー押をお願い致します(1日1記事のみ)
にほんブログ村のMeister CZページが開いて完了です🐹
 
 👉️ PVアクセスランキング にほんブログ村


  • ブログの投稿者: UENO.K
  • タイトル: バリスタのよもやま話 第62話
  • 最終更新: 

コメント

ぜひ読んでみて!😀

日付: 

ニュータイプ覚醒論 第17章

イメージ

人気の投稿

🃏🃏🃏

category