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🌐ニュータイプ覚醒塾

バリスタのよもやま話 第50話

自販機はもう要らない?




あなたは普段、自動販売機を利用しますか?

この自販機は日本独特のもので、海外ではあまり見かけないんですヨ。ご存知でした?🙃
※アジア圏では発展傾向も、駅やオフィス等の一部に限定的。

日本では街の至る所に設置されているので、誰もが気軽に利用できるのが最大の魅力です!
しかも24時間稼働なので、コンビニもビックリの働き者なんですヨ😃
また地方や田舎でも、要所要所で私たちをしっかり歓迎してくれているので、本当に社会の功労者なんです!(無能な社員や政治家よりもよっぽど役に立っている事実💦)
また、太陽が眠れば自販機が明々と夜道を照らしたりと、意外なところでも貢献しています🌝

そんな素晴らしい自動販売機ですが、
私はもう軽く10年以上はご無沙汰で、一切お世話になっていません。
そして最近は物価高騰の影響から消費動向が低下しているのも手伝い、疎遠になる人も多くなりました。
もしかしたら‥あなたもご無沙汰ではありませんか?


いま私は、この自動販売機を社会の功労者と言いましたが、
その視点も交えて、現状についてカジュアルに話しますネ☕


🍼人々の消費動向



私は先ほど、自動販売機はずいぶんご無沙汰だと言いました。
では、どこでどのように飲み物を購入するかというと…
完全にスーパーマーケットなんです。

私が日常でお世話になっているお店😊

 BIG-A
 まいばすけっと
 西友


これらのスーパーは商品の種類も多く、何より圧倒的に安くてお得!
コンビニは新商品や流行りものに強いですが定価販売。スーパーの価格帯を知ってしまったらアホらしくて使えません‥飲み物に限らず。
⇒コカ・コーラ500mlだと今や200円に⁉
⇒上記のスーパーなら半額で買えます!

そして自販機はそんなコンビニよりも限定的なため、完全に圏外💦

私と同じような購入路線の人は少なくない‥どころか多いと分析していますが、いかがでしょう?
あなたはどうです?

🚩自動販売機不要の声が続々と…

Yahoo!ニュースのアンケートでは、なんと全体の73%の人が自販機商品の値上げに「納得できない」と答えているんです!
特に「全く納得できない」が57%!これはすごい数字です💨
わからないっていう日本らしい情けない回答もあるけど💧



「昔は一日何回も使ってたけど、お金の使い方を考えたら使わなくなった」ってコメントもあって、みんなの意識が「安いところで買おう」にシフトしていることがわかります。
1本200円の飲み物が家計の負担に感じちゃうって声も。う~ん‥わかりますよね🥺

 進化した「マイボトル」の存在感 

「保冷ボトルが進化して、もう自販機使わないな」っていう声も多いです。
安く買った大容量のお茶をマイボトルに入れて持ち歩けば、エコだし、お財布にも優しいもんね。こうなると、自販機で買う理由がますます減っちゃいますね💦

🚩データが示す現状

ここでちょっとデータを…
以下は、日本自動販売機工業会より報告された公開値です。

★2024年末時点の自動販売機の実情
(万台、前年比)

飲料自動販売機 220.0 -0.9%
自動サービス機 129.6 +0.3
%
日用品雑貨自動販売機 20.4 +1.4
%
たばこ自動販売機 6.6 -12.5
%
食品自動販売機 8.1 +0.2
%
券類自動販売機 6.4 -0.2
%

飲料自動販売機の減少に関しては、
飲料メーカー・オペレータが、2024年7月に発行された新紙幣への対応に注力するため、新台出荷への投資が抑制されたことや、中身商品値上げに伴う売上減少により不採算ロケーションへの見直しが図られた。
との解説があります。

実際、飲料自動販売機は商品単価の高額化や利用者の生活スタイルの変化などを受け、台数は漸減しており、2005年時点の267.5万台からは20%も減少しています。


ここでわかるように、自動販売機は大きな転換を迫られているのですね🤔

一方で、
飲料等の単一製品に特化しないもの(日用雑貨)に関しては、その自販機需要が上がっている。この点は非常に興味深いですよ!


🥫もはや必要ないのか⁉




ここまで考察してくると、自動販売機はもはや不要なようにも思えますが、
はたしてその是非は如何に?

私はこの自販機、必要だと主張します😀

私自身はこれからも基本的に利用しません。
しかし必要だと明確に思うのは、個人に‥ではなく社会に重要だから。

この自動販売機というものが今後も(良い意味で)変わらず存続していくには、いくつかのデメリットと課題があります。
ただそのデメリットさえクリアしてしまえばあとは御の字で、社会の痒い所に手が届く存在であることを感じるはずです。

🚩自販機業界が抱えるアナログな現状の課題

ちょっと小難しい話になってしましますが、アナログなオペレーションがボトルネックになっていることを申し上げねばなりません🤦‍♂️
 
非効率な補充・メンテナンス

多くの場合、自販機商品の補充は在庫状況が不明な状態で行われています。つまり現地に赴くのが大前提であるため、ガソリン代や人件費の無駄につながってとても効率が悪い。売れ筋がわからないまま商品を補充したり、逆に売れない商品がずっと置かれたままになったりする可能性もあります。(アナログなルート営業体制)
 
労働集約型ビジネス

人の手に頼る部分が大きいから、人件費含むコストの高騰がダイレクトに収益を圧迫します。これは、まさに今の日本が直面している課題そのもの。

値上げのジレンマと収益悪化📉

人件費やその他のコスト高騰を価格に転嫁せざるを得ないのはわかりますが、その結果、自動販売機の「価格競争力」が失われている側面もあります。
例えば大手のダイドードリンコでさえ赤字が拡大しているらしく、これは業界全体の厳しい状況を示していると言えます。

DX化への道のりと協業の必要性

販売状況を遠隔で把握できる自動販売機の導入は、間違いなくDX(デジタルトランスフォーメーション)の方向性として正しい。でも、そのための初期投資が大きいから、すぐに収益改善に繋がらないというのも、企業にとっては頭の痛い問題です。

また 一社だけが頑張るのではなく、業界全体でオペレーションの効率化を進めることも急務であり重要。(業界連携の急務)
例えば、共同で補充ルートを見直したり、データを共有して最適な配置を探ったりするなど、競争しながらも協力する「協調領域」が求められてきます。

🚩電気エネルギーの浪費

これはピン!とくる人が多いと思います。
自動販売機は休み無し!人の労働とは裏腹に365日24時間フル稼働です。
正月も冠婚葬祭も何も関係なく、ずっとフル稼働なので、売り上げ(需要と供給)の一切に関わらず、撤去されないかぎりずっと電気を使っています。
しかも、今や多くが温冷のダブル制御ですから、相当な電力消費になります。

東京都には自販機が24万台!

東京都全体には約24万台の自動販売機があるとされ、そのうち飲料系が大半を占めています。仮にその8割が飲料用だとすると約19万台。
これを東京23区+市部に分散していると考えると、人口や商業密度に応じて偏りがあるものの、中規模な街(人口10万〜15万人規模)にはおおよそ300〜600台程度の飲料自販機が設置されている可能性があります。
また、私の居住エリア(東京都イーストサイド)の駅周辺やオフィス街、住宅地の密度を考慮すると、1平方キロあたり20〜50台という密度も普通です。

つまり、毎日これだけの規模で膨大なエネルギー消費と排出を繰り返しているのです!
※上記のデータは東京都のみですからね💥


🥤自動販売機の未来需要



前項でのデメリットと人々の行動変化を考慮すると、自動販売機は消えていきそうですが、減りはしても無くなることは絶対にないと思います。
そしてこれからはより適切なマーケットで活躍していくのではないかと😊

住宅街や駅周辺からは公衆電話同様、必要最低限のみの設置数になり、
コンビニやスーパーから隔離された場所では、必要に応じて設置数が増加する。
私はそのように見ており、そうなるべきだろうと思っています。


そんな確かなマーケット(需要)のひとつが、工事現場等の特定スペースです。 


工事現場など多くの作業場では、自販機はものすごく重宝されます。

作業現場は店舗から離れていたり、作業員が気を遣って来店を遠慮するケースもあります。また暑い季節における炎天下の作業は過酷です。そんな時に冷えた飲み物を購入できるってすごいことなんですよね!
自分たちの行動範囲で気軽に飲み物を購入し、水分補給~リラックスまでできるとなれば、それは嬉しいオアシスになるでしょう。

自販機設置型の現場はすでに広く存在していますが、
今後は飲み物だけでなく、食べ物や日用品もカバーされれば極めて有益なはずです😀


またオフィスでも自販機は重宝されます。


今の時代、多くのオフィスで冷蔵庫が設置され、社員なら誰でも利用できる環境が整っています。持参した飲食物を衛生的かつ効率的に保管できますが、
ここに自動販売機の需要もしっかりあるのです。

皆が皆、マイボトル等で飲み物を用意しているわけではありません。むしろ多くは随時購入するのが通常です。
社員たちは勤務しているわけなので、街中のオフィスだからといって都度外出していたら、上司や妬みっぽい同僚からは冷たい視線が飛んでくるでしょう😓
だからこそ自販機が活躍します。勤務所帯が大きければそれだけ需要も大きいし。

特に近年はコンビニ型自販機も多くの場で導入されているので、飲み物だけでなくお菓子やパン、カップラーメンまでその場で買えるようになっているのです。本当に便利になりましたよね!

なので、特定の環境での自販機需要は高く、今後も減ることはないでしょう😊

🚩自販機の今後

オフィスや作業現場は一例にすぎませんが、店舗では賄いきれない環境においてその需要はこれからも高く維持されていくでしょう。
反面、街中~住宅街からは今後、自販機はその役目を終えて姿を消してゆくという予想ができます。
それは先述したように、人々の消費動向が変化しているからです。

スーパー等で買う方が安いし種類も多い。大容量なら尚お得だし😁
いわゆる近隣住民は、自販機で飲み物を買うという事はほとんどしません。なので効率から考えても、街中にアクセントとして存在するのは‥もはやエコ環境という観点からも歓迎されないのです。

もちろん「俺は自販機を使うよ便利だし!」
そういう人は一定数存在します。でも、そんな人たちも自販機がなくなれば近くの店舗に求める他、何らかの行動変化をするはずです。
他の手段に難なく代用できるなら‥それは必須ではないので、お役御免になるってことも現実です。これも時代の変化のひとつです🐦

🚩期待される未来像

最後に、ここからは完全に私見と個人的意見になりますが、

自販機の過剰な設置が見直され、特定の場所への設置が注力されるなら、
それこそ消費効率は上がり、需要と供給バランスも改善し、社会環境にも😉

⏩そして期待するのは自販機の高性能・多機能化

自販機が飲み物の販売だけではなく、先に述べたコンビニ型その発展として、
電子レンジ機能や給湯&製氷、そしてコーヒーマシン一体型等が世に誕生すれば、それこそ本当に自動販売機というカテゴリー‥そのビジネスモデルが大きくレベルアップすると思うんです!本格AI搭載自販機も想像できちゃいますよね😉

なお、ごく一部ではあるものの…
すでに加熱機能やドリップコーヒー自販機も登場しています。(実用化はされているものの、まだ試験的な導入段階といった印象)
こうした流れが加速すれば、“電子レンジやコーヒーマシン一体型”も日常の一部として見慣れた存在になるはず――私はそう信じています。

いかがですか?興奮しませんか?😀

すでに日用品から冷凍食品の自販機だってデビューしているし、秋葉原ではずいぶん昔から「おでん」も売ってます!
可能性は無限ですぞ👴


環境や設置場所含めた‥自動販売機の最適化。
きっともうすぐですよ!

楽しみですね✨
共に未来を待ちましょう🌈


Meister CZ
🍙🍚🍛🍜🍵

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  • ブログの投稿者: UENO.K
  • タイトル: バリスタのよもやま話 第50話
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