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ニュータイプ覚醒論 第44章

一流の声掛け・誉め言葉



髪切りましたね!

こんな声掛け、見聞きしたことはありませんか?
もしくは、あなた自身‥言ってませんか?


いわゆる誉め言葉として使われる、日本人の代表的な表現です。
※心理学でストロークとも云われ、対人関係における心的効果‥基本的には前向き・好意的な表現(コミュニケーション)のことを指します。


しかしこの「髪切りましたね」
ハッキリ言って‥いただけない。

例え効果があっても、それはせいぜい2~3回ではなかろうか。
(言われ慣れている人だと、かえって失望される可能性大)

そもそもこういった相手へのプラス・ストロークができる日本人自体が少ないので、何も言わないよりは大分マシではあります。

しかしこんな不器用でつまらない言い回しではコミュニケーションの浅さが知れてしまうし、つまらない人だという烙印を押されかねない。そして日本人はそのような人たちがほとんどである。
これではダメなのだ!


せっかく声掛けをするなら、ちゃんと意味のあるものにしたい。
今章ではそれをお教えします☕


💤不器用な誉め言葉



日本人がよく使うストロークとして代表的な…

「髪切りましたね!」

これは対人コミュニケーションにおいて、一定の友好的効果がある表現と言えます。

しかし、これではダメなのだ。
なぜか?

それは、髪を切ったことなど見ればわかるから。

見てわかることを単にそのまま口に出したところで、だから?それで?となってしまうのが関の山。
もちろん最初は良い。人は誰しも自分の変化に気づいてくれ‥それを表現してくれたことに嬉しさを感じるものだ。自分への関心の表れ(自己の存在の肯定)だからだ。特に女性なら例外はないだろう。
しかし冒頭で述べたように、効き目があるのはせいぜい2~3回。それ以降も同じ言葉で終わらせていたら、あなたの底は見えてしまうだろう。相手からは次第に鬱陶しがられ、そっけない反応(流され方)をされてしまうことも大いにある‥いや、必至かと。


もうおわかりですね?

「髪切りましたね」ではなぜダメなのか…

厳密には、言葉が足りないからダメなのだ!

🚩何が? どのように? だから?

では実践例です。


「髪切りましたね!」

と相手に言ったなら、

髪を切ったことで相手がどうなったかを伝えるべし!
そして自分はどう感じたかをハッキリ伝えるべし!
もちろん前向き・好意的に!


例)

髪切りましたね!

これに続けて

そのヘアスタイル素敵です(似合ってます!)
清々しい感じがしてとってもイイですよ!

というふうに厚みのある展開をしましょう😊


このような言い方なら基本‥誰にでも通用し、お世辞も含めて無難に立ち回れます。
声掛けに慣れてきたら、あなた自身の言葉で様々に伝えられるよう励んでください。


💡注意点として…

見たままの

~ですね

という三流解説者のような口ぶりで完結しないように!

これらは、だんだんと鬱陶しがられるのがオチです。
※後述します


😀活きた誉め言葉にするために



私はマスクをする際、日々様々なタイプ(例えば色等)のマスクをします😷
その際、知人から「今日は赤ですね~、青ですね~」と声を掛けられたりします。
声を掛けてくれるのはイイのですが、拡がりのないどーでもいい声掛けなので、次第に鬱陶しくなります。
「髪切りましたね」と同じように、見ればわかること。「だからどーした?それで?」という感情が沸き上がります。
赤ですね、青ですね、と言われても、とりあえず「そうですね…」としか返せません。本当は無視したいくらい面倒な声掛けです💦

そんな中、
当方ご縁の女性陣(友人や当塾生、カフェの顧客)に聞いてみたところ、
やはり「髪切りましたね」に代表される‥見たままの三流解説者表現にはうんざり(うざったい思いを)しているようです😓

こういった一目瞭然の既成事実にわざわざ反応させるだけの声掛けは、具体性がなく受け答えも形式的になるため、面倒なので嫌がられます。
特に何度も言われている人になればなるほど、このような中身のない言葉はかえって大きなストレスになります。
お気づきでしょうか?
このような不器用な表現は男性に多いのです。


今一度申し上げますが、声掛けできること自体はとても素晴らしいのです。日本人にはできない人が圧倒的大多数だから。
しかしそれだけに、そんな不器用な表現が残念すぎるのです😢


🔑🔑🔑

誉め言葉等の前向き・好意的ストロークは、具体性や後押しとなる表現が必要です。
状況によっては短い言葉でも構いませんが、それだけでは不十分であることを理解してください。
「それで?だから何?」という感情が度々相手に生じると、あなたの株は大暴落してしまうでしょう。
特に女性なら、ヘアスタイルが変わったことで周囲からはどう見えるのか?それを知りたいのです。なのに「髪切りましたね」ではアホなんですよ😓

こういった中身のない声掛けが生じるのは結局のところ、何も考えていない(相手と向き合う気がない)からです。日本人特有の御愛想であり、社交辞令です。
不器用なら不器用なりに相手に心情は伝わります。この場合は変に嫌がられることはありません。しかし何も考えていない場合はその空っぽさが相手に伝わります。すると、やがては信頼されなくなる(距離を置かれる)ことにも繋がってしまうのです。


繰り返しますが、気さくに声掛けできる日本人は本当に少ないので、それができる人は素晴らしいのです。であればこそ、相手には確かなプラスのストローク(愛の刺激)となるよう、心を伝えましょう。元来‥日本人は言葉が足りないのです💧
温かな心が伝わるようになると、巡り巡ってそれは自分に返ってきます。そして人間関係は好転し、より高いステージへとあなたは上がることができるのです。


髪切りましたね、は一例です。


プラスのストロークは褒めること(称賛)に繋がります。ただし具体性が必要!
他人を心から称賛できるようになると、人生が好転します!


 Meister CZ
💜💛💚💙💗

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今回に限らず、ニュータイプ覚醒塾では断定した表現をしています。
詳しくは👉当ブログのルールでお断りしております💂


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