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🌐ニュータイプ覚醒塾

バリスタのよもやま話 第46話

今年一番の暑さ⁉ 



今日は今年一番の暑さになりました!

これはニュースで耳にした、お天気キャスターの言葉です。

でもちょっと待てよ?
まだ6月じゃないか!それなのに今年一番の暑さだって⁉😓

そう。夏はまだ始まったばかり。いやそれどころか、梅雨だって明けていない。
この先には7月8月と、本格的な暑さが手ぐすねを引いて待っているんだ。

「今年一番の暑さ」

言い過ぎだよ!
じつにツッコミどころ満載のお言葉です。


わかります、わかりますよ!

この「今年一番の暑さ」には次の言葉が隠れているんだよね…
「現時点で」とか「今のところ」という言葉が。

つまり正しくは、現時点における今年の最高気温です。

公共の電波で世間に向けて発信するキャスターは、正しい日本語と正確性、そして責任をもって伝えなければなりませんよね~😒

なぜ端折るんでしょう?

このメディアの姿勢には言葉だけでなく‥ある思惑も隠れているとしたら?

じつはこういったメディアの在り方が、日本人を狂わせているんです❗❗


📰情報操作の入り口⁉



メディアはなぜ、こういう表現をするんでしょう?

ひとつには、わかりやすさインパクトです。

「現時点で今年一番の暑さが…」と言うよりも、「今年一番の暑さ!」と言った方が、シンプルかつダイレクトに聞き手の耳を捕らえるからです。

要点だけをわかりやすく伝えている(ホントに⁉)‥というわけです。

このようなハッタリ表現は他にもありまして…
  • 戦後最大の超大型台風
  • 史上最強の寒波
  • 過去最高の猛暑
枚挙に暇(いとま)がありません💦
聞き覚えあるでしょ?😉

最上級の言葉が大安売りのごとく軽く使われます。しかも何度も😓

これは広告のコピーならOK..最適。
インパクトがあってわかりやすいし、購買意欲を高めるための印象操作が目的なわけだしね。文字数やスペースの制限もあるので、とても効率的な手法だと思います。

しかし、テレビではNGです。
視聴者が断片的に情報を受け取ってしまうことで、情報の正確性が損なわれる他、これから申し上げる重大な問題に発展するからです。


📝メディアは、事実を正確に過不足なく伝えるべき。

それが、受け手である私たちが自分の頭で考え、主体的に判断するための羅針盤となるから。
感情を煽ったり、特定の意図で情報を操作したりするのではなく、真実を誠実に、公正に提示すること。これこそが、メディアに最も求められる役割なのですからね🌞

🚩無意識化の暗示

このテレビ、集中して見ている人って‥実はかなり少ないんです。
画面に目を向けていても、多くの場合は何となく見ています。
音声も同様で、いわゆる「聴く」のではなく「聞く」👂
BGM代わりにテレビをつけている人も多い。部屋の静けさが嫌だからとりあえずテレビをつけておく‥とかね📺

そんな状況だからこそ、シンプルなフレーズは印象に残りやすいわけです。
逆に、一定以上の事は頭に入らないし残らない。

だから今誰がどんな話をしていたのかを確認しても、正確に答えられる人はほとんどいません。よかったらご家族等でテストしてみてください!きっと驚きの結果が待っていますよ😉


正確に答えられない

⇒全く答えられないのではなく、何となくでしか答えられないってことです。

この現状を、メディアという発信側が把握しているのかはわかりませんが、
巧みに言葉を操っているのは確かです。

本来は「特定の場所において、現時点で今年の最高気温を記録した」に過ぎないのに、単に「今年一番の暑さ」としてしまう。
情報の切り取り編集である。

そしてこれによって、以下の図式も成り立つわけです。

今年一番の暑さ ➡ 真夏の厳しい暑さ  熱中症の危険性


確かに年々気温が上がり、昨今の夏は厳しい暑さが目立ちます。用心に越したことはないですが、こういった流れは思考を停止させる要因にもなってしまいます。
物事を短絡的に捉えることに繋がるからです。
⇒当方はそれを問題提起にしています☕

🚩メディアの思惑と裏側

メディアの報道は正確性よりも伝わりやすさ、インパクトを重視しています。
だから四の五の言うよりも、今年一番の暑さだよ!と言っちゃった方が、効率的であり効果的なわけです。

「今年一番の暑さ」
繰り返しますが、事実は「どこかの都市において、現時点で今年最高の気温を記録した」です。日本全国の話でもなければ、あなたのお住まいの地域でもない。
しかし巧みな言い回しによって、私たちは無意識のうちに印象操作され、狂わされているのです。

今年一番の暑さということは、今が暑さのピークであるから同年中はこれ以上暑くならない、これからは涼しくなる。このように捉えることもできるわけです。というより、日本語構造からするとそうなります。
すると人々の意識は狂い、来たる真夏の猛暑や残暑への姿勢に、ほころびが出る可能性も充分にあるわけです。なぜならば、今年一番の暑さを既に過ごしたから。

この「まさか!」と思うような展開は、大げさな事でもなければ、言葉尻を捉えた嫌がらせでもありません!
日本人は主体性がなく、情報を鵜吞みにする傾向が極めて高いからです。
だからメディアの巧みな発信は効果的である反面、受け手によっては想定外の展開・結果を招くことにもなるのです😐


🔥その先にある造られた危機



ここまで述べたように、
こういった歪曲にミスリードされたニュースが報じられた後、次に何が続くかを想像してください。

確実に以下のような展開になるでしょう👀
  • 熱中症に注意してください!
  • こまめな水分補給を忘れずに!
  • 不要不急の外出は控えましょう!
熱中症対策が大切なのは言うまでもありません。
しかしここで重要なのは、「暑さ」の話がいつの間にか 「危険」 へとシフトする流れです。
普段メディアの発信を見聞きして「本当にそこまで騒ぐ必要があるか?」という疑問は湧かないでしょうか?同じように思う人は決して少なくないはず。

「今年一番の暑さ」と聞けば、なんとなく「今が一番きつい」と感じるかもしれません。 しかし、これは単なる言葉のトリック であり、実際はまだ夏の序盤にすぎない。

こうした情報の切り取り編集によって、私たちの危機感はじわじわと植え付けられては増幅し、狂わされていく。そしてその先に待っているのが「熱中症の危険性」や「外出規制」なのである。

🚩情報操作? 本当の危険は何なのか?

『危機感‥それのどこがいけないの?当たり前の事でしょ?』

あなたがそう思ったとしたら、それはメディアや見えない支配者の思惑どおりなのかもしれない…😒

——このあたり、いよいよメディアが日本社会に与える影響‥その核心に迫る部分です。


「熱中症の注意喚起」は本当に必要なのか?

この「今年一番の暑さ」という表現が思考誘導のスタートだとしたら、次に続く「熱中症報道」はどうだろうか?

「水を飲め」「外に出るな」——こうしたメッセージが繰り返されることで、 私たちの危機意識は過剰に作られているのかもしれない。

次回のよもやま話では、この「熱中症報道のカラクリ」に迫ります——。


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👉同47話・報道の巧みな誘導演出 


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  • ブログの投稿者: UENO.K
  • タイトル: バリスタのよもやま話 第46話
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