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🌐ニュータイプ覚醒塾

バリスタのよもやま話 第14話

SNS誹謗中傷の性



2020年5月下旬、何とも悲しい出来事が起こりました。
SNSを利用した誹謗中傷によって、若い命が散ってしまったのです。


この類の事例は、お隣の韓国で以前より問題視されてきたことです。
女優をはじめ幾人もの尊い命が、心無い💻誹謗中傷📱で消えてしまったからです。

日本人は韓国人を嫌いなので、
そんな彼らを見下しては、事あるごとに非難してきました。

SNSで誹謗中傷するなんて卑怯で愚劣
野蛮な人間だからやること


しかし今、
バカにした相手と同じことを日本人はしているのです😨

ただ そもそも、
卑怯な行動は日本人が得意にしていることです😴


陰口を叩くなんて、日常茶飯事ではありませんか


📱SNSは日本人の精神ツール



誹謗中傷なんてものは今始まったことではなく、昔からあったことです。
しかし現在、

なぜSNSなんでしょうか?


それは…

  • 面と向かうと言えないから
  • 匿名で発信周知できるから
  • 💻📱で気軽にやれるから

SNS需要の理由はこれに尽きます。


どんな人にも自己顕示欲があります。
SNS時代の昨今は承認欲求とも云われるでしょうか?

日本人はオトナシイ?いえ根暗な民族ですが、人である以上は例外ではありません。
誰もが自分の気持ち・思っていることを他者に知ってほしいと思っています。
その欲求を満たすのに最も手っ取り早いのがSNSです。

SNSが爆発的に普及したのも、この人間の本能的な欲求を満たしてくれるからです。

今は誰でも好きに入力して投稿ボタンを押せば、すぐに発信することができる世の中です。発信という行為がカンタンになった時代。
そしてそんな世は、思うことを堂々と言えない日本人にとって、まさに絶好の世界になったわけです。

🚩自己主張の世代交代

日本人は面と向かって自分の意見を主張するのが苦手です。それは今も昔も変わりません。しかし主張したい欲求はあります。
その手段は現在SNSが主流になりましたが、それ以前の時代では酒場が主流でした。
人々は普段口にできない本音を、お酒の力によってどさくさ紛れに吐露するのです。

上司や同僚の不満・愚痴🍶
知人や友人の文句・陰口🍷

現在でもお酒の場における文句・愚痴は存在しているでしょうし、居酒屋のBGMにもなっています。しかし、お酒の力を借りた発信は相手が限られます。それにお酒が苦手な人はそもそも縁のないことです。

だからこそSNSで発信するスタイルが定着したのです。

🚩気軽で匿名OKだから

居酒屋等‥お酒の力を借りた自己主張は、前提として目の前に自分の声を受け止めてくれる相手が存在します。自分も相手も所在のわかる‥実際に縁のある間柄です。だから共通した話題や共通した方向なら会話が成立します。共感して貰えることもあるでしょう。
しかし逆に言えば、そうでない場合はやりとりが成立しないということです。

そこでSNSの出番です。

TwitterやInstagram他、無料で匿名かつ気軽にできるツールには困りません。
そしてこれなら、不特定多数に向けて幅広く発信することも容易にできます。それでいて素性がバレることなく、好きに言いたいことを言い、相手の気持ちを一切考えない無責任な発信をすることができる‥いや、できてしまうわけです。

知人友人にどう思われるか
嫌われたら困るし

というような、
自分への評判を全く気にせず発信できるのです。


自分勝手なこと、過激なこと、はたまた卑猥なこと等、普段口にできないことをどんなに叫んでも匿名なので安全なのです。
つまり根暗で小心、堂々とモノを言えない多くの日本人にとって、これほど便利で重宝できるツールはないわけです。

すると、人々はそこに味を占めることにもつながります。

🚩ストレス発散ツール

SNSでの発信は、ストレス発散にもなるようです。
例えば会社で嫌なことがありました。でも上司や顧客に文句は言えません。同僚や友人に愚痴を聞いてもらうのもアリですが、せいぜい数回が限度でしょう。定期的になれば疎遠になることは必至です。

そうなると無機質なSNSが心の拠り所になります。
例えば「今日、課長に嫌味を言われた。ふざけんじゃねー!」と入力して投稿ボタンを押せば、ネットという第三世界にすぐ発信されます。

ただ、これでは手応えがありません。
なぜなら、ただ発信しただけだからです。つまり受け手が不鮮明なんです。
「いいね!」等のリアクションも期待できないでしょう。

だから、確かな受け手が必要になります。その受け手とはいわば "いけにえ" です。その標的を探し求め、適当な的が見つかれば、いよいよ攻撃に転じます。
この標的は気に入らない人なら誰でもいいんです。顔見知りの知人友人に職場の誰か、そして赤の他人や有名人に至るまで。
なんせこちらは匿名です。安全地帯にいるので何でもできてしまいます💨

これがSNS誹謗中傷への流れです。


👹誹謗中傷の根底



人はなぜ誹謗中傷という悪行に手を染めるのか?

蓄積し、解消されないストレスがそうさせます。


ストレスは生きているかぎり誰にでもあるものです。聖人君子のような人物でも例外ではありません。ただ、嫌なことがあってもそれを上手く乗り越えていくのが健全な人の在り方です。

しかし誹謗中傷をするような人はこのような流れにありません。
彼らにあるのはストレス以上に社会への嫌悪、いや憎悪。その原因は劣等感など様々です。
彼らにとってストレスはその憎悪への肥料です。だから通常は解消されることなく、蓄積して増加します。いわばストレスは火に対する薪や油と言えるもの。気に入らないことがあればあるほど、憎悪の念は燃え上がります。

そして、そういう人が無差別殺人を起こすのです。
実際にそんな事件は過去にいくつもありました。東京・秋葉原の通り魔事件(2008年)などは、まだ記憶に新しい人も多いのではないでしょうか?

ただし、そんな大それた犯罪に手を染める人は多くありません。どちらかと言えば極少数です。
語弊がありますが、そこまでの度胸はありません。なぜならほとんどが小心で行動力がないからです。だからSNS📱を利用し、匿名で誹謗中傷というイジメや嫌がらせをするんです。
しかしそういう意味では、日本人の小心や行動力の無さが(ここでは)逆に功を奏し、SNS誹謗中傷程度でなんとか収まっている‥と言えなくもありません。

🚩思いやりの枯渇

では、根本の話をします。

なぜ誹謗中傷するのか?
なぜ他人を攻撃するのか?


これはズバリ、思いやりがないからです。

この思いやりがないというのは、悪行を働く当人だけでなく、周囲の人や社会も該当します。
つまり、日本社会に思いやりがないからこそ‥こういう人が存在してしまうのです。


考えてみてください💬

思いやりに触れて生きていたら、他人を苦しめたり陥れるようなことはしません。
もちろん不愉快な感情を持つことは生きていればあるでしょう。生身の人間ですからね。でもそれ以上の嫌悪には発展しないはずです。なぜなら、周囲の温かい人の存在で自然と癒されるからです。
だから人は健全でいられます。

ところが思いやりがない環境だと、不愉快な感情を持った時、それを温かく包み癒してくれる存在がありません。そうなると、負の感情は解消されず膨らむ一方です。だからそれが積もり積もって、他人への八つ当たりを含む悪行へと発展してしまうのです。


人は弱くもあり強くもありますが、多くの場合は弱い存在です。
そして人は独りでは生きられません。

人が孤独を感じる時は、人の思いやりを感じない時です。
その孤独を感じている時に、他人への嫌悪や憎悪が生まれます。

自分を見てくれないからです。
つまり自己顕示欲が満たされないから。

そして満たされないどころか、ないがしろにされてしまう‥
そう感じさせてしまうからです。

だからその結果、他人を攻撃してしまいます。


劣等感とか、仕事がうまくいかないとか、
こういうのは些細な理由付けであって、実際は思いやりのない環境下が人の心を歪ませ、悪行に走らせてしまうのです。

思いやりさえあれば、
例え嫌なこと悔しいことがあっても、人間‥そうは悪くなれないものです。まっすぐ生きていけるものですよ。

🚩冷たい世間の波

世間はこうした悪行を起こす人のことを「暇だから」と一蹴しますが、そんな単純な話ではありません。むしろこういうふうに、暇だからという見方・言い方がすでに小バカにしているんです。この時点で敬意がありません。

「そんな人たちのことをわかりたいとも思わない」

こういう声もとても多いです。

ただ繰り返しますが、こんな汚い物を見るような目がまた大きな原因なんです。
周囲の人や赤の他人に責任があるとまでは言いませんが、人間社会である以上‥ないとも言えません。

先述したような世間の在り方が、社会への疎外感をいっそう深めてしまいます。


他人を思いやる心

これが少しでも多くあれば、こういった誹謗中傷をする人たち(世を嫌悪する人たち)を減らすことができます。健全に導くことができます。
警察等の取り締まりも重要で急務ですが、やはり個人レベルでの意識改革が一番必要です。
また、ゼロにはできないと言う人がいますが、そんな考え方はナンセンス。完璧主義は視野が狭いので論外です。
そうではなく、まず行動すること。

・気を配ること
・声を掛けること
・手を差し伸べること


これが何より大切です。


👳🍵🌰

現在の日本はとても殺伐とし、世知辛い世の中になったと思います。

政治や経済が低迷し、他のせい・人のせいにする人が多いですが、それは少々お門違いです。国や社会を創り、政治家を生み出しているのは他でもない私たち国民。そしていつの時代もどこの国でも、甘い汁を吸う輩というのはいるものです。
それに対して腹を立て、声を上げるのも結構ですが、大切なのは自分自身であり個人各々です。
社会という人間組織は個人が集まってできあがっているものです。だから国民ひとりひとりがしっかり考えて生きるなら、世界は真に穏やかで安泰になる。私はそう強く思っています。


今だけ・金だけ・自分だけ

ではなく、

今よりも・お金よりも・自分よりも


こんなふうに考えられるよう、努めましょうよ!
ねっ!😉

日本人に決定的に欠けているのは思いやりに他なりません。

思いやりがないから敬意もないのです。
だから誹謗中傷という人間ならではの悪行が生まれ、横行してしまうのです。

思いやり欠如に関してはとても難しい問題で、現状‥道徳を欠いた日本人には絶望的な概念です。(大人が)今から身につけられるものではないからです。

しかし、誰もが良心というものを心の奥底にちゃんと持っています。
そのピュアで尊い気持ちを思い出すことができれば、少なくとも現在のような暗く殺伐とした世の中は好転し、大きく変わる!

好転し、大きく変わる!

私はそう信じております。



Meister CZ
💚💜💛💙💗

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  • ブログの投稿者: UENO.K
  • タイトル: バリスタのよもやま話 第14話
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